
2026-09-22 · 注目
照明リノベーション診断の流れと、よくある改善パターン
「今の照明が何となく落ち着かない」「夜になると目が疲れる」という相談は、新築の設計依頼と同じくらい多く受けます。多くの場合、全面的な改修は必要なく、器具の交換や配置の変更、電球の色温度を変えるだけで改善できます。照明リノベーション診断の流れと、よくある改善パターンを整理しました。 続きを読む →

「今の照明が何となく落ち着かない」「夜になると目が疲れる」という相談は、新築の設計依頼と同じくらい多く受けます。多くの場合、全面的な改修は必要なく、器具の交換や配置の変更、電球の色温度を変えるだけで改善できます。照明リノベーション診断の流れと、よくある改善パターンを整理しました。 続きを読む →
住宅の照明設計で最もよくある失敗は、自然光と人工照明を別々に考えることです。昼間は窓からの光で十分だから照明は夜だけ、という発想は、夕方の光の移行を不自然にし、季節によっては昼間でも暗い部屋をつくります。自然光と人工照明を一体として設計することで、一日を通じて光が自然につながる住まいができます。
照明設計で「明るさ」と同じくらい重要なのが「まぶしさのなさ」です。グレア(眩輝)は、視野内に輝度の高い光源が直接見える状態で、長時間過ごすと疲労感につながります。40代以降はグレアへの感度が上がるため、住宅照明ではグレアの排除が特に重要な設計課題になります。
別荘やセカンドハウスの照明設計を依頼されるとき、都市部の住宅と同じアプローチで進めると失敗することがあります。標高・緯度・周辺の植生・使用頻度など、都市部とは異なる条件が重なるため、設計の前提から見直す必要があります。
照明器具を選ぶとき、多くの方が「明るさ(ルーメン)」を基準にします。しかし、快適な光環境をつくるうえで同じくらい重要なのが「色温度(ケルビン)」です。同じ明るさでも、色温度が違うと部屋の雰囲気と体感が大きく変わります。