照明リノベーション診断の流れと、よくある改善パターン
全面改修しなくても解決できることは多い

「今の照明が何となく落ち着かない」「夜になると目が疲れる」という相談は、新築の設計依頼と同じくらい多く受けます。多くの場合、全面的な改修は必要なく、器具の交換や配置の変更、電球の色温度を変えるだけで改善できます。照明リノベーション診断の流れと、よくある改善パターンを整理しました。
診断の流れ
最初にお問い合わせフォームから現在の住まいの概要(間取り・築年数・気になっている場所)をお知らせください。内容を確認した上で、現地調査の日程を調整します。
現地調査では、昼間と夕方の2回、実際の光環境を確認します。照度計と色温度計を使って各部屋の数値を計測し、器具の配置・遮光角・配線の状況を確認します。調査時間はおおむね2〜3時間です。調査後、1〜2週間以内に改善提案書を納品します。
よくある改善パターン
最も多いのは「電球の色温度が合っていない」ケースです。昼白色(5,000K前後)の電球が全室に使われていて、夜になっても交感神経が刺激され続けている状態です。電球を2,700Kの電球色に交換するだけで、夜の落ち着き感が大きく変わります。
次に多いのは「ダウンライトの配置が均一すぎる」ケースです。天井に等間隔でダウンライトが並んでいると、空間全体が平均的に明るくなりますが、陰影がなく落ち着かない印象になります。一部の器具を間引いて、壁面に間接照明を追加するだけで雰囲気が変わることがあります。
費用対効果の考え方
照明リノベーションの費用は、改修の範囲によって大きく異なります。電球の交換だけであれば材料費のみで済みます。器具の交換は電気工事が必要になりますが、配線工事を伴わない交換であれば比較的低コストで対応できます。
診断の結果、全面的な配線工事が必要と判断される場合もあります。その場合は、優先順位の高い場所から段階的に進める計画を提案します。一度にすべてを改修する必要はなく、生活への影響が大きい場所から順番に対応することが現実的です。
診断の費用や対応エリアについては、個別にご相談ください。診断をご検討中の方は、まずご連絡ください。